高校入試の試験免除になったり、奨学金受給するために活用されるほか、高校卒業程度のレベルとされる2級から評価されると言われています。どちらかというと学生向けの試験かもしれません。受験料は3000円から13800円と受験する内容や級によって異なります。詳しくは英検のHPでご確認ください。
一般的に履歴書には2級から以下なら、あまり書かないほうがいいかもしれず、また外資系企業などにおいては、2級でも書かないほうが無難かもしれません。かえって悪印象を与えかねません。
つまり、一度取得していまえば、古くてもずっと有効ということです。
TOEIC
TOEICは、国内の就職活動や昇進など、企業提出用の資料に多く使用されています。受験料がTOEIC Listening & Reading受験がメジャーで受験料が6,490円(10%税込)です。
あるサイトで読んだのは、履歴書に書けるレベルが550点前後。
また、海外赴任や昇進の際の要件では600~730点以上。
海外とのやりとりがある場合800点以上。
ちなみに私が働いていたMicrosof関連部署では800点がボトムラインでした。これは、800点あればOK~~ってことではなくて、最低800点ないと仕事になりませんよってことなので、私はギリのラインでした(;’∀’)。英語で会議や講義を受けるときに、800点の無力さを痛感しました💦 その時は海外歴8カ月でしたから、もっと英語に触れる機会と時間が必要だと思いました。
TOEFL
iBT®テスト
TOEFL iBT®テストは、150か国以上の1,000の大学で入学の際英語力を図るため採用されています。TOEIC受験者のほとんどの人はReadingとListening だけ受験するイメージが高いですが、TOEFLの場合はほぼ全員が4技能(Reading、Listening、Speaking、Writing)を受験するのではないでしょうか?なぜなら、提出先(大学側など)がそれを求めているからです。語学力証明テストの有効期限は2年間と定められています。
テストは約4時間~4時間30分とかなりの長時間になるのも特徴で、回答方法は、1人1台のコンピュータを使用して画面上で回答していくインターネットテストであるのももう一つの特徴です。また、リスニングセクションではアメリカ英語が用いられているので、アメリカ英語に一番親しみがある人向けです。受験料は US$235+手数料US$40.
IELTS
語学力証明テストの有効期限は2年間と定められています。受験料は25,380円です。
永住権申請にはこのテストを受ける必要があります。そんな英語力の証明として世界的に有名なIELTSですが、『アカデミック・モジュール』と『ジェネラル・トレーニング・モジュール』の2種類に分かれており、英語力を測定するための目的がそれぞれ違っています。その目的の違いについては以下の通りです。
アカデミック・モジュール
アカデミック・モジュールは、海外の大学や大学院に入りたい学生が、その英語力の証明として利用するテストで、主にイギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドの大学や大学院にて採用されています。専門学校レベル以上の入学資格取得にもIELTSのアカデミック・モジュールの結果が必要になるケースが多いです
ジェネラル・トレーニング・モジュール
主に英語圏(オーストラリア、カナダ、ニュージーランド等)にて永住権・移民申請をされる方が英語力の証明として受けるテストです。
移民申請のための試験は、世界中で何処の場所・国で受けてもかまいませんが、語学力証明テストの有効期限は2年間と定められています。
私は4週間だけ、カナダの語学学校でIELTSの対策クラスを受けたことがあります。結局フランス語が忙しくなって、テストを受けずじまいで終わってしまいまいましたが、クラスで使っていた教科書(日本語Ver.)がこれです。アカデミックとジェネラル両方一冊で勉強することができました。
ケンブリッジのIELTS公式ガイド アカデミック&ジェネラル・トレーニング テキスト( [ ポーリーン・カレン ]
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まとめ
TOEICや英検も受験料がTOEFLやIELTSの1/3~4ですし、国内の進学の際のや就職の際だけなら、最適なテストといえるでしょう。日本国内での証明としては、一番有名なTOEICは日本人にとって苦手なSpeaking のスコアを求められることもないので、対策範囲も狭くスコアを伸ばしやすいとと思います。
ただ、海外でTOEICの証明を採用している学校や企業はほぼありません。また、カナダにおいてはTOEFLよりIELTSのほうがメジャーに思います。その理由として、永住権取得の際IELTSスコアが必要になる移民プログラムがいくつかあります。
ちなみに、ここケベックはフランス語が公用語のため、英語系の職業訓練校、専門学校、大学など入学の際に提出する以外、英語系の公式テストは必要はありません。さらに、
PEQ移民プログラムで永住権申請のためのCSQを申請の際も、フランス語の公式テスト(DELF, TEF,TEFAQなど)のスコアは必要になる場合はあっても、英語公式テストのスコアはいりません。
別記事、試験対策や各就学機関や永住権の際に必要なスコアをお話します。
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