国別の感染危険レベル

1030日、日本外務省発表の国別感染危険レベルにおいて先月との変更点に注目してみます。


先月の日本の外務省のページでは日本から世界のほとんど国へのレベル3渡航中止勧告をだしていました。

 

外務省HPによると、渡航中止勧告とは以下のような内容です。

「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」
その国・地域への渡航は,どのような目的であれ止めてください。(場合によっては,現地に滞在している日本人の方々に対して退避の可能性や準備を促すメッセージを含むことがあります。)



 

そして、1030日発表の感染危険レベルで先月末と大きな違いは中国を中心とした東アジアの地域とオーストラリアとニュージーランドがレベルが引き下げられた点です。



感染危険レベルは4つに分かれており

 

レベル1 十分注意してください。

レベル2 不要不急の渡航は止めてください。

レベル3 渡航は止めてください。(渡航中止勧告)

レベル4 退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)

 

中国周辺、オーストラリア周辺国がレベル3から2へ引き下げられましたので、日本外務省からのメッセージとしては、不要不急の渡航は止めてください。

 

以前感染危険レベルに関する記事で渡航中止勧告の強制力についてお話したとおり、それぞれの勧告はあくまで 安全対策の目安を知らせるためのもので、強制力を持つものではないそうです。

 

そのため、これらの危険レベルと外務省のメッセージを基に自己判断で行動することになります。

 

今回レベル引き下げになった国々を代表して、オーストラリアと中国のCSSE作成の感染状況みてみます。

参考:http://coronamap.org/

 

オーストラリア:下記は現在陽性の感染者数です、オーストラリアは都市こそ、感染者数が目立ちますが、その他地域では、感染が少ないようです。



また、月別の感染者数のグラフでは、第2波も9月以降抑えられているようです。オ-ストラリアはこれから温かくなるので、気候的にも有利に働くでしょう。


続いて中国の月別をみてみましょう。Oh2月の第一波以降ほとんど感染者数が出ていない模様!?中国の感染者数については、いろんな噂がありますので、この数字が信頼できるかどうか、コメントができません。



日本もついでに見てみると2波以降、じわりじわりと言った感じですね。 


最後にカナダも気になるので見てみます。学校が開始された9月以降、増え続けている状況が続いています。


安全に渡航できる日は、残念ながらまだまだ先になりそうですね 涙


10月26日発表ケッベクコロナ最新情報

 

 

1026日(月)17時、ルゴー州首相はモントリオール等における最大警戒レベルを1123日(月)まで延長する旨発表しました。発表のポイントは次のとおりです。



【対象地域】


モントリオール、ラバル、モンテレジ、Capitale Nationale等これまでの「赤」地域。
(地域別警戒レベル地図↓)


 


参考

https://www.quebec.ca/sante/problemes-de-sante/a-z/coronavirus-2019/systeme-alertes-regionales-et-intervention-graduelle/cartes-paliers-alerte-covid-19-par-region/

 

一か月前の925日の地域別警戒レベル地図と比べてみましょう、まだケッベク州はすべての地域でRedレベルはありませんでした。


 

【延長期間】


10
29日(木)~1123日(月)
(※ 他方、今後2週間後に状況を再評価し、規制措置を緩和する可能性もある。)
 
【新たな追加措置】
11
2日(月)から、中等教育の3年生でも対面とオンラインの隔日授業を実施
 
(その他の発言)


・過去数週間、一日当たりの感染者数は約800人から1000人で安定。平坦域に達している。
・長期介護施設の状況も制御できている。(今春の第1波に比べCHSLDの感染数はマイナス85%
・しかし、一日1000人の感染者数を今後減らす必要がある。学校と企業活動の継続を最優先。
・企業による規制の順守を図るため、ケベック州当局(CNESST)が個別の「電撃検査」も行う。

新たな追加措置にありますように、112日(月)から、中等教育の3年生でも対面とオンラインの隔日授業を実施予定です。

 

ここでケベックの中等教育が何歳にあたるかをみますと、12歳から16歳です。中等教育3年生は14歳ですね。



 

これから冬に向けて、まだまだ警戒が必要なモントリオールです。

Visa更新が間に合わない!肝を冷やした話(後半)

前記事のとおり、移民コンサルタントとのすったもんだがあったりで、Visa手続きが予定より5か月も後倒しで着手されたわけですが、そしてダメ押しとばかりにCAQも許可されず、踏んだり蹴ったりな状態に陥ったわけです。

 

ケベックより、届いたこのレターによると。。。

 

1026日までに、以下のことを説明するためのドキュメントと証拠を提出しないと、CAQを許可することができなくなる。とのことでした (≧◇≦)!!

 

説明する必要のある事

 

1.      CAQ期間内に無就学期間があったことについて。

2.      旅行保険から、学生保険に切り替えて

 

1については入学予定だった学校のプログラムが延長やキャンセルになったときのデポジットのRefundドキュメントを提出。2は単純に切り替えしました。 

 

929日にSPが切れる前に何とかしないといけないのだけど、CAQ申請から発行までに約1か月かかるといわれています。StudyPermitなどのVisa23か月かかります。

 

ケベックから上記の手紙が届いたのが、829日。どう考えても間に合わない(;・∀・)

 

私たちの残された唯一の方法はVisaのImplied statusVisa申請済み状態)で就学や就業を続けること。

 

ビザ申請には、許可済みのCSQが必要。要は、929日までにVisaの手続きの準備を終わらせ、CAQを待ち、CAQが届いたらオンラインからポチっとVisaを申請するという方法です。

 

Visaの原本がなくても、一応ルール上は勉強を続けられるらしい。IRCCTemporary resident : Implied status (extendinga stay)のページでも大丈夫とは言われているんですけどね。

 

あまり勧められる方法ではないです。なぜなら、私が通っていた学校から、原本提出が必要だよ~って言われてましたから (;・∀・) カナダの法律上はOKだけど、学校には学校のルールがあるのかよくわかりませんが。移民コンサルタントが大丈夫って言っていたよって言ったら、黙ったので、学校の受付の人が無知だったのかもしれませんが。

 

SPの準備と並行して、Visitorに切り替えなくてはならないリスクもあるから、それも929日までに住ませておく必要もありました。

 

そして、Visaの有効期限最終日929日午後になってもCAQの便りがありませんでした。


明日からビジターVisaになったら、学校は通えないじゃない。どうすんの!?ってか、移民コンサルタントさんどう落とし前つけてくれますか?って気分です。ビジター申請費用を政府に払いたくないからそこは最低限払ってもらわないと 怒。と穏やかにはいられない気持ちのまま夕方になってしまいました。

 

主人も事前に無就労Visaの状態で、一時的に働けなくなることを伝えていたので、就業時間前に荷物整理を始めていた時、夕方4。移民コンサルタントから、CAQがきたよ~~!!!!って報告が来ました!主人に即連絡。

 

今では笑い話ですが、いやあんまり笑えないか。こんな土壇場劇場もういらない 笑

 

結果オーライになってから、移民コンサルタントもホっとしたのか、機嫌悪いモードから優しいおじさんモードにかわり、今も良好な関係が続いています。 PGWP,CAQPRの時期が近づくと心配(営業 笑)の連絡が来ていましたが、さすがに、お仕事の依頼はもうしませんでした。 


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Visa更新が間に合わない!肝を冷やした話

 


遡ること、20189月。カナダに来て一年と5カ月目で最初のビザ延長が必要になりました。私のパスポートの有効期限は20189月末までだったためです。パスポートの期限に合わせて、CSQやビザは発行されるため、卒業前にビザが切れてしまうのです。

 

日本にいるときにパスポートを更新したかったのですが、有効期限が一年を切っていないと更新ができないと規則にはまり、仕方なくカナダに来てから、領事館でパスポートの延長手続きをしました。

 

、私は職業訓練校が始まって半年目で、主人もカナダで仕事していて、子供たちも学校やデイケアに通っていました。何かと順調でしたが、とにかく忙しくて時間がないことと、Visa延長手続きでヘマすると、私学校の通えない、主人も仕事できない、子供も学校に行けないと、怯えすぎて自分たちで延長する選択肢がなかったんです。

 

実際してしまえば、たいしたことではないのに。でも今思えば、一旦この延長が却下されたことを考えると、移民コンサルトタントに間に入ってもらって心強かったかも。いや、どうだろう。未だこの正解はでていません 笑

 

なにせ、ビザ延長でかなりトラブったので...

 

9月で期限が切れてしまうビザ延長のため、移民コンサルタントに依頼し、契約終結したのが3月でした。

 

6か月あるので、CAQ申請から発行までに約1か月かかるといわれています。StudyPermitなどのVisa23か月かかります。

 

十分に間に合う時点で依頼していたのですが、移民コンサルタントがすっかり忘れてしまったのでしょう。。。。

 

私たちとしては、契約終結時点で後は私のSP有効期限が切れる時期に合わせて動いていると思ったけれど、実際は何にも着手していないと気づいたのが、7月末です。9月末まで残すところ2か月しかありません。

 

CAQが届いた報告もないしと思って連絡したら、忘れていたことをはぐらかすばかりか、まるで、こちら側のアクションにも問題があったかのような言い方をされました。

 

なんのための契約なんだよ!!怒りをぶちまけそうになったけど、私たちのVisaがかかっているさ作業を依頼しているわけだから、下手なことを言えない状況です。

 

わたしたちに落ち度があるとしたら、信頼しすぎていたことでしょう。私たちの家族の人生の一部をお金をもらって担っているわけですから、あまりにも無責任すぎます。

 

ともかく、大急ぎで着手したのが、8月初旬。やり取りの中で、一日たりとも時間をあけることができない状況ですから、その後ももうプッシュしました。

 

後日、書類を手渡すために、移民コンサルタントの近所で会うことになりました。ちょうど子供をトイレに連れて行ってる間にコンサルタントが到着していたようで、主人とコンサルタントが無言で真顔で座っているのが見えました。あきらかに変な雰囲気。

 

私と子供に笑顔のないあいさつがあり、書類を渡したら、質問はないかだけを確認して、最後まで機嫌が悪さ全開で帰っていきました。

 

優しいおじいさまが、ふてくされ坊やになってしまったこと、まるでこちらが悪いみたいな開き直った態度に唖然。(・□・;)

 

もう何があろうと、彼に私たちの移住がかかる手続きを依頼することはないと、心から思いました。

 

そして、8月末に届いたCAQの結果がこれ

 

 

許可すること現段階ではできない!!!!!!!!!!

 

Visa 無効まで1カ月を切ってCAQすら手にできない (-.-)(絶望)


次回、なぜ、許可されない原因とこの後どうなったかについてお話します。


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発達障害の多言語環境での利点と不利点

 

 


発達障害がマルチンガルであることにマイナスもしくはプラスに働くかいろいろな研究結果があります。

 

マイナスポイントとしては、言葉の遅れをさらに深刻化させるや、すべての言葉が完璧中途半端になるという研究結果を散見します。

 

その逆に自閉症スペクトラムの子どもがバイリンガル環境で育つとさらに言葉が遅れることにはならないという研究結果がこれまでにいくつも出ています。

 

また、2018年のカナダの有名大学のまギル大学の研究によると発達障害の子供がバイリンガル、マルチンガル環境で育つと、常に言語を切り替えてコミュニケーションを行うために認知機能を高めると研究結果が発表されています。

被験者は自閉症のバイリンガルと自閉症のノンバイリンガルで行われ、自閉症バイリンガルの認知が高いことが証明されたのです。

要するに「発達障害の自閉症スペクトラムの子どもたちにとってバイリンガル教育は有益だ」であるという結果なんです。

参考: Scinece Daily

https://www.sciencedaily.com/releases/2018/01/180116084909.htm

 

私はマイナスポイントもプラスポイントもどちらも、多かれ少なかれあると子供たちを見ていると思います。もう、言い方悪いですけど、人体実験を日々目の当たりしている感じです!ただ、人間は死ぬまで、言語と接するわけですから、どの時点で言語遅れを定義するべきなのでしょうか。

 

娘に関しては発達に問題はありませんが、今まさに、漢字で苦労しています。特に書くことが苦手です。今3年生ですが、1年生の漢字をようやく最近マスターしました。おそらく定期的に練習がないと、今勉強の中心にある言語が優先されるので、日本語読み書きが忘れてしまうでしょう。

 

これを継続させるのは親の責任と思っています。でも、学校の宿題(フランス語)があるので、長期の休みの時にまとめて日本語タイムを作ることぐらいしかできていません。

 

息子に関しては、日本語は一切今のところしていません。まずは、優先的に今学校で習っている言語学習を少しずつさせたほうがいいと思っています。とは言っても、集中力が持たないので、それすらままならないのが現状です (;・∀・) また、今は新しい環境に適応する時間なので、家ではあまりストレスのない生活をしてもらいと思っています。

 

マルチンガル環境によるマイナスポイントは親との共通言語、学校のクラスの規模、早期教育環境など、本人興味、性格などさまざまな要素できまるものではないかと思っています。ネガティブ要素をどう克服させてあげるかが、親や学校のサポートが必要です。

 

たとえば、特に本を読んだり、日記かいたりが好きな子、お友達とおしゃべり好きなら、ある程度、ほっといておいても、環境さえ用意すればどの言語もネイティブと差異があまりでないかと思います。うらやましい限りです 笑

 

次にすべての言語が中途半端になるという問題ですが、それは、おおかれ少なかれ避けられない事実かと思っています。でも個人的には、言語が100パーセントのモノリンガルより、それぞれの言語が80%ずつだったしても、マルチンガルのほうが強みがあるかなと思っています。何がリスクと感じるかは個人の感覚的なものだと思うので正解は人それぞれが持っていると思います。

 

また、子供の知能や情緒の問題はどの時点でも完璧でなければいけないということを意識すると、親も子供も大変なのもしれません。

 

たとえば、娘は、学校の先生、父母、歯医者さん。娘を知っている人たちは全員、娘は優しくて、かわいくて、完璧だと、ポジティブすぎる言葉をたくさんもらいます。そんな娘も日本にいるときは天然キャラでした(笑)争いが嫌いなマイペースな天使キャラでした。

今後はどんなふうにキャラが変わってくるかわかりません。どこでどんなネガティブ要素がでてくるかもわかりません。

 

すべてを個性だと理解しながら、子供に多くの幸せを感じる心を持てるように、アドバイスをあげるだけでなく、私の言葉が心に届くよう信頼のある大人になります (≧◇≦) !!

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2022年、冬 カナダに戻ってから

  カナダに帰ってしたことは学校の再申し込みのため教育委員会に行きました。 すると、前年度と同じ学校に行くのであれば学校で申し込みできるとスタッフに教えられ、学校に行き手続きしてきました☆彡   ところが、娘は予定どおり次週から学校に通えるようになったんですが、息子は...