主婦、永住権をとって海外移住: 職業訓練校の探し方

先日もタイトル：PEQの要件と混乱の歴史　でお伝えしたようにPEQ – Québec Graduateで学生枠として、永住権申請に必要なCSQを申請するためにの１つの要件として、1800時間以上の学科を卒業する必要があります。

永住権を第一目的とした就学の場合多くの人が職業訓練校を選択します。職業訓練校を選択するメリットは

·        カレッジより安い
·        就学機関も約１年半で早く卒業できる
·        語学要件もカレッジより低い

また、カナダの学費は留学生とカナダ人の学費が約３倍近く違います。だから、永住権をとってから、安い金額で大学で学ぶ人もいます。

たとえばこれは、ある一例の予算です

職業訓練校卒業→永住権取得後→4年生大学

職業訓練校　１年半/22000＄（180万円）

ケベックカナダ人、永住権取得者向け大学費平均3065×4年＝12260＄（98万）

180万+98万＝278万

永住権なしで大学

ケベック留学生向け大学費平均　23,711×4年＝94844＄（758万）

Vocational schoolの学費を含めても２倍以上かかるがわかります。

さらに大学入学に必要な英語力もIelts 6.5ですから、カレッジ6、職業訓練校5.5に比べるとかなり高く、語学力を伸ばすために対策のための学費もおそらく必要になるかと思います。

職業訓練校卒業→永住権→大学は一見遠回りに思えるようで、語学力の面でも永住権取得までに自然と語学力を伸ばすことができると思います。

しかも、移民プログラムは要件が変わることもあるし、時に突然打ち切られることもあるでしょう。なるべくや早く就学し卒業し、就職し永住権申請が大切になってくる意味でもVocational school でサッサと卒業するのがよいでしょう。

職業訓練校のプログラムの種類

職業訓練校のプログラムの種類についてお話します。プログラムには、「DEPもしくはDVS」というディプロマとASPというディプロマがあります。

「DEP」は「Diplôme d’études professionnelle」の略。英語だと「DVS (Diploma of Vocational Studies)」になります。

職業訓練コースの一部には、「DEP＋ASP 」で1800時間以上を満たすものもあります。ASPでは、DEPに関連した更に専門的な内容を学びます。

私が卒業した職業訓練校はDEP＋ASPの1800Hのコースでした。これがPGWPを取得の際や、CSQ申請の時に問題になったので、今は、「DEP/DVS」1800Hのプログラムで卒業するのが無難でしょう。DEP＋ASPの1800Hのコースで何が問題になったか、別記事でお話します。

職業訓練校の探しかた

次にどのようにケベック州の学校を探すかについて紹介します。

私はinforouteFPTというサイトを移民コンサルタントさんに紹介してもらいました。

たとえば、プログラムから職業訓練校を選択すると

コースの一覧が表示されます。そこで、言語、コースの種類（DVS:　ASP）、地域を選択し、希望のコースをクリックします。

入学要件等が表示されますが、どこの学校がこのプログラムを提供してるか確認するには、画面左のEducation organizations offering the programを選択します。

上記画面の下部にはこのプログラムでどのようなスキルを学べるかと、それぞれの教科の合計授業時間が書かれています。

コースの空き状況と昼間、夜間コースのどちらか、とコース開始日が確認できます。さらに、詳細を見るために、Groupeを選択をすると

開始日と終了日と開始、終了時刻と（ここの学校は掲載していませんが、）授業料なども確認できMore infoをクリックすると

学校の住所と連絡先が確認できます。

まとめ

このサイトで学びたいことを選んで、学校に直接コンタクトをとって自身で申し込みすることが可能です。前にも触れましたが今はCSQ申請にはフランス語力が必須なので、フランス語で授業をする学科を卒業するのほうが、後で楽になるかなとと個人的には思います。

私にとってPEQの都度変わる状況に左右されながら、学校を選んだことが、最終的にCSQ取得につながりました。また、今後は卒業後に就職してから、CSQ申請という流れになるので、就職のしやすさとかを視野にいれながら、学科選びが必要になるので、数年前のように。簡単そうだから、興味があるからとか英語のほうが好きだからという理由だけで選べないのが辛いところではあります。

次回は私の職業訓練校を選択で迷い悩み焦った体験についてお話します。

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