兄弟、姉妹を子育て中の親御さんの中に、同じように育てても、個性が全然違うというのはようくある共通の感覚かと思います。
うちは、長女8歳は我が家で一番、思いやりがあり、人と衝突するぐらいならと自分が折れるタイプです。もちろんイヤイヤ期も人並みにありましたが、かわいいもんでした。
私にとって息子はもちろん優しいスーパーヒーローですが、もっとイケイケです (笑)よく第2子目は子育てがラクに感じるなんて言われますが、息子が生まれて半年ぐらいまでは、子育てあるあるの、2子目はラクに感じるってやつか~~と思っていたんですが、1歳に近づくにつれて、息子の個性が少しずつ漏れ出してきました(笑)
最初はわりと癇癪持ちだなって程度。そして、検診のたびに体重がいつもボーダーラインだったので、再診希望かどうか聞かれましたが、主人も小さいときガリガリ君だったらしく、体重が軽いこともそこまで、気にしていませんでした。
カナダに来たのは、息子が1歳半の時。多分同月齢の子供はそこそこの意思疎通ができると想像できますが、言葉の遅れをあきらかに感じていました。男の子は言葉が遅いといいますが、男の中でもとりわけ遅い気がしていました。
カナダに来て、マルチンガル環境が言葉の発達の正常性の判断を難しくしていました。家では英語が優先的に出てくることがしばしばでした。
要求的な言葉 Mine! (僕のだよ)Milk!(ミルクくれ)を1単語表現がメインの意思疎通で、いやいや期の時は表現できないことや、こちらの意図が理解できずに癇癪表現がエスカレートしてきました。
一番印象的な行動は怒りを悲しみを頭をフロアに打ち付けたり、怒ったときによく主人に、噛みついていました。歯の跡がつくほど。私が感じる違和感を主人と話しましたが、いやいや期が終わればすこしずつよくなるだろうと、主人は楽観的。
実際いやいや期終わり、月日がたつと少しずつ改善はされていますが、今でも自分の気持ちの切り替えができないときが、私が抱きしめるまで、泣き続けることもあります。でも、ここ最近は私なしで、少しずつ気持ちの切り替えができてきています。
いやいや期にみられたは偏食も治り、まだ、続くおねしょ以外はうちでの、今すぐ改善すべき問題行動はさほどありません。個性の一つとして、受け入れらる範囲です。意思疎通も家では90%できる状態です。また、家では英語ではなくて、日本語がメインです。時々娘と遊ぶときに英語だけで遊んでいたり、みんなで話しているときに娘が英語を使うとつられて息子も英語を話します。どの言語を話しても、出来事や意思についてをうまく伝えることができています。
たぶん同世代のネイティブの子供から比べると語彙力はかなり少ないと思いますが、お友達と遊べる程度です。
何が、問題かというと保育園が終わって、2か月前から幼稚園が始まりました。保育園では80-90%が英語教育でしたが、今度はほとんどがフランス語でクラスが行われます。WELCOMEクラスですから、英語でのサポートはあるけれど、基本はフランス語で周りと同じアクティビティに参加しなくてはいけません。幼稚園生ですから、さほど難しいことはしていないと思います。
今までデイケアでは、週に1度のお勉強タイム以外は遊びがほとんどの自由な環境から、幼稚園ではみんなで同じものを作ったり、勉強したりなど息子の興味範囲外の事をするときに、アテンションが低くなるようです。
学校が始まって間もなくして、息子と娘のクラスミーティングがオンラインでありました。先生が一年間のスケジュールや採点基準などを説明しているのを親が聞いているような基本受動的ミーティングです。
息子と娘のクラスミーティングの時間がかぶってしまったので、息子のクラスミーティングを不参加で提出したところ、先生から個人てきに連絡があり、『別の日は都合がつけばお話したいんですが?』と個人的に話しがあるようなニュアンスに少し胸騒ぎがしました。
クラス担任はわざわざ、日曜日に時間をつくってくれました。急遽そのミーティングは他の親御さん1組も参加していたので、息子の学校での態度について、その日は話題にあがりませんでした。
でも、後日、連絡帳に息子の問題行動を随時報告されるようになりました。
1.
人の話を聞かない
2.
指示を守れない
3.
ルーティンが理解できない
4.
クラスを妨害する
5.
友達を殴った
6.
叫ぶ
報告を受けるたびに家庭内でも問題の改善のために息子と話し合うように求められました。都度、話し合い。週に何度もうける指摘の中には、先生の見解とアドバイスも入っていて、それは、『息子は優しくて、頭もよくたくさんのポテンシャルがあるけど、人の気持ち、表情を読み取る能力が乏しい』と指摘されました。それはEmotional intelligence の問題があるとのことでした。 IQは知能指数。EQは感情(情緒)指数と、行ったところでしょうか。
このような経緯と学習支援クラスへの参加が必要の検査を受けたうえで、参加の希望の意志を確認されました。親としては、息子が成長できる良い機会と思い、迷わず参加の意思をお伝えしました。
次回はorthopédagogue学習支援教室についてお話します。
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