英語かフランス語、どっちが大事?

 


英語かフランス語か、どっちが大事?って愚問を自らなげかけて自ら私的意見を言わせてもらうと。今はフランス語でしょう。今はフランス語が公用語だからです。

 でも、現実としてほとんどの求人はバイリンガルや、英語話者を求めているので、2020年現在においては、英語も大事です。

 しかし今後はこのケベックの求人に求められる言語がどのようになるかわかりません。

 ケベックの歴史で英語が公用語の時代もありその逆もあり、それによりビジネスや求人や立場など、それぞれの言語話者たちが混乱し続けています。

 

フランス語強化計画(OQLF) 

昨日CTV Newsの記事で、ケベック州のフランス語を担当する大臣は、州でフランス語が公用語である法律に準拠すべきであり、フランス語強化計画(OQLFの第一段として数十人を雇用し、フランス語を使用していくよう、監視アドバイザーが企業に送り込まれる的なことを発表しました。

 今、特にMontreal では63%の企業が英語が(も)話せる人材が欲しいという結果がでていてそれを懸念しているそうです。

 また、その発表では、特にモントリオールの企業でフランス語で働く人々の権利と、フランス語で顧客にサービスを提供する権利に関する苦情が多く寄せられたそうです。

 

 

わたしの場合

 さて、わたしの場合ですが、モントリオールに来る前から英語が好きで、英語で職業訓練校に行くつもりでした。また、当時のPEQのルールも今よりフランス語に対して厳しくかったことやあまり永住権申請のことを真剣に考えていなかったので、フランス語の重要性を深く考えていませんでした。 

でも、カナダの生活が始まり、語学学校のフランス語専制の韓国人の子が、私に、フランス語で職業訓練校行ったほうが後で、楽になるよ。英語からフランス語クラスに変えることできるから、アドミンに相談してみなよ。と強く勧められました。 

その時のPEQルールでは英語職業訓練校に行っている人はB2(High intermediate)認証クラスと言われているクラスを決められた単位出席し、クラス内の試験に合格すればB2レベルあると認められCSQ申請できたんです。

 のちにそのB2認証クラスを卒業したひとたちが、実際のレベルと本当のB2レベルに大差があると明るみにでて、それ以降認証クラスのB2は無効扱いとなりました。 

そんなことがこの先起こることも知らず。もしかするとコミュニティの広い韓国人、中国人はいち早くそのようなことを察知していたのかもしれません。しかも当時の私のフランス語レベルは0だったから、フランス語で何かを学ぶなんて絶対無理だし、落第のリスクをとりたくなかったので、英語を学び続けました。 

当時来たばかりの時は買い物はダウンタウンや、わたしたちのアパートのある英語エリアでしかしていなかったから、店員も図書館の人も英語が通じるし、問題ない~~って感じでした。

 最終的にフランス語で職業訓練校を選んで卒業したんですが、その経緯についてはもう少し詳しく別記事でお話します。

 

私的アドバイス 

これは、PEQでケベックから永住権を取りたい人へ向けになりますが、遠回りしないためにも、たぶんこのプランが最短、最安、低リスクかと:

 

フランス語で職業訓練校に行けるレベルB1(Pre Interemidiate)にする

  1. 職業訓練校もフランス語で専攻
  2. TefaqDelfなど、公式フランス語テストで在学中にB2をとる(簡単そうで、これが結構大変)

 B2があれば、インタビューに呼ばれる可能性は低くなります。しかも、B2があればインタビューでそこまで、困らないだけのフランス語力は備わっています。

 永住権をとってからでも英語は勉強できます。

 

非効率と思われる勉強法

  1.  英語とフランス語を同時に勉強
  2. 英語の語学学校→フランス語職業訓練校入学のためフランス語の語学学校

 1はどちらの言語も伸び悩むと思います。脳みそが混乱しますので、効率が悪いです。

2は職業訓練校卒業するころには、英語は結構抜けています。

 

サンプル1:職業訓練校にいた韓国人のクラスメート

 彼は英語から勉強したんだけど、職業訓練校でクラスメートとフランス語を積極的に話していて、彼のフランス語がすばらしくなればなるほど、英語がだめになっていったようです。でも、彼は公式テストでB2もとったので、ある意味成功です。英語の勉強が少し無駄にはなったけど、英語だって大事だし、一概に効率が悪いともいえません。

 

サンプル2:わたし() 

英語語学学校→フランス語独学→フランス語職業訓練校 

英語が話せるクラスメートとつるんでいたので、(←ダメなやつ)フランス語能力もさすがに1年半でとくにリスニングが伸びましたが、フランス語で会話していた韓国人のクラスメートよりはの伸び率は悪かったです。それと引き換え、英語力はキープできましたがフランス語に力をいれると、英語を話そうとした時に両言語が同時に頭に浮かぶので、一時期英語の話すスピードが落ちたのを実感しました。

 

もともと英語がすごーくできる人、他移民プログラムで移住する人

 すでに英語脳をお持ちの人はフランス語だけ勉強するといいと思います。フランス語を上手になっても英語は抜けないと思います。

 他移民プラグラムで永住権をとってケベック以外の州で暮らすなら、まよわず、英語を優先したほうがいいですね。

 

フランス語0の人は今後? 

フランス語0の人は、そもそもわざわざケベックで移民を目指さないほうがいいと、誰かが言っていました。 

たしかに実体験として、フランス語はできるだけ日本でもやっておくべきだったと思うし、ここケベックで英語ができなくて、移住をあきらめる人はまだ見ていないけど、フランス語がつらくてとか、伸びなくて、足りなくて、という理由であきらめた人は何人か知っています。

 でも、本当にフランス語0の人はくるべきじゃないかな?私だって、簡単ですなんて言うつもりはないですが、効率よく勉強し、能動的行動と判断、友達に恵まれ、運も味方すれば、フランス語0だった小さい2人子供の中年ママはラッキーにもCSQとれました!常にUpdateされるPEQや他移民プログラムに関する情報は自分ひとりでは追えなかったので、共有してれたみなさん本当に感謝です

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