永住権申請までにかかるお金


わたしは割と計画的に生きたいタイプの人間なんですが、そんなわたしたち家族にも金欠ピンチタイムがありましたので、留学で避けては通れない、お金のことについてお話します。

 

とくに、家族で来る人、家族の毎月の仕送りなどない人にとって、日本で貯めたの蓄えをきりくずしながら、最初の数年を過ごすわけですから、ハラハラもんです。

 

家族構成や、就学期間、子供が保育園行く、パートナーが働けるなどなど、いろんなケースがあると思いますが、ざっくり、毎月いくらかかるか、ザックリと赤裸々に(*ノωノ)..我が家のケースお伝えします

 

我が家のケース:夫婦のうち一人、就学。子供2人のうち一人保育園:

 

·        親学費:1200ドル/月  

·        生活費:1300ドル/月    (家賃780(光熱費込み)/食費 400/ プロバイダー50/他雑費50)込み

·        子ども教育費(保育園、EDP/1000/月  

·        主人のコミュカレ時代の学生ローン:4/月 

 

 

TotalMinimum/4000ドル/

 

追加情報として:

·        カナダに来て6か月目から、主人が月収2000ドルの職に就きました。

 

カナダ到着最初の6か月間は保育園に息子が通っていなかったので、3200ドルの月出費がありました。6か月目以降は主人の収入は2000ドルでしたが4000ドルの出費がありますので毎月2000ドルのマイナスがでていましたが、毎年5月あたりにTax Returnの還付金が口座に12000ドルほどリターンがありますのでそれを差し引き、月割すると毎月1000ドルのマイナスでした。

 

娯楽なし、入用なし、の最低出費の例ではありますが、お子さんがいなかったり、一人で来る人はおそらく、娯楽無し生活、学費込みで2500ドル前後ぐらいあればいけるかな?

 

このきりつめた生活をカナダにきてから続けております。入用は子供やその友へのプレゼントぐらい。自転車かったり、楽器買ったり。これも子供用ですが。帰国や旅行をしていませんし、外食もコロナ前でもあっても、月1ぐらいです。

 

また、マンスリーでかかる費用以外に初期費用として

 

Total          だいたい       160万円

 

カナダ到着最初の6か月間(18000ドル=150)+卒業するまでの出費(27000ドル=220万)

  •  
  • 海外保険家族4人分(2年半) 約30
  • 札幌~モントリオール 交通費 約50
  • 家具、生活雑貨        約40
  • エージェント、移民コンサルタント費用  500$×2 + 150
  • CAQ,Visa,  (116+150+155+200)×3+155×2)=2173
  • CSQPR申請料  812x+(174×3)+2550=3884

 

Total          だいたい       180万円

 

カナダ到着最初の6か月間(18000ドル=150)+卒業するまでの出費(27000ドル=220万)+初期費用を合わせると50万円の出費です。プラス、娯楽や入用がほぼ毎月数千~数万あると思いますので、最低でも600万ぐらいは永住権申請までにかかると想定するといいと思います。

 

じつは、これぐらいかかるだろうというのは、日本にいたときに想定していたんですが、銀行に余分いれておかなくてはいけない理由があります。それは、Visaの更新時に政府に当面生活できることを証明する財政証明のため、私たちの場合口座に約300万以上はいっていなければいけない状況でした。

 

下記の表はVisa延長および申請の財政証明として有効な費用が確認できます。Gouverment of Canada のページで確認できます。



わけがあって、私の場合3回のVisa更新が必要でしたから、その財政証明のために一時的にお金を両親にお願いして借してもらったお金を口座にいれました。独身時代に契約した保険が満期を迎え、すぐ両親に返金はできたんですが、親とはいえ、お金を借りるのは気が引けました

 

私の場合はVisa更新時の時の一時的で、また解決できる問題だったからよかったですが、知り合いには財政証明の金額が十分じゃないという理由でVisaの更新が却下され、彼女は日本へ帰国するしかなくなりました。彼女の場合は独身でしたから、また、お金をためてカナダに戻ってこれるだけのフットワークの軽さがあるかと思いますが、それでも無駄な費用がとんでいってしまうから、避けたい事態です。

 

もう一人私の職業訓練校時代のコ親友、コロンビア人のシングルマザーの子は、あっという間に貯金がつき、勉強と就労の両立に疲れ果て、息子さんが思春期のため、学校になじめず、忙しすぎてそのケアをする時間も持てず、泣く泣く帰国しました。

 

卒業したら、本格的に働けるVisaPost Graduation Work Permit)がもらえますので、それまでの生活費と学費だけではなく、Visa更新時に備えがあれば、安心かと思います。

 私の場合、度重なる、予定していた職業訓練校のプログラムの延期や中止のせいもありケッベクから目をつけられCAQを就学の全期間出してくれないハプニングがあり、就学許可書や家族VISAをその都度延長しなくてはいけなかったこととのほかに、延期、中止の影響で、入学時期が予定より5か月後倒しになり、つまり、卒業もその分遅れてしまって働くことができなかったので、そのことも出費にも影響しました。

私たちの場合は実際に使ったお金5600万+財政証明用300万=900を備えておくべきだったという結論です。

卒業まで使った600万ですが、夫婦で、働いて子供手当子供2人分12万近く毎月もらえるので、子供たちの教育費も国が負担してくれ、たとえ安月給だとしても、卒業後2年弱で取り戻せます。 

 

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