ケベック州は前にも触れたとおり、公用語が①フランス②英語のため、フランス語スクールボードと英語スクールボードがあります。両親が英語教育で育ったカナダ国籍の人とCSQを持っていない移民の人は英語のスクールボードの管轄の学校を選ぶことができます。英語のスクールボード管轄の学校からのメールを含めたコミュニケーション言語は英語ですが、多かれ少なかれフランス語の授業があります。
英語コアでも30%はフランス語で授業が行われます。ちなみにFrench School boardの管轄の学校では英語の授業が各学年や学校によって変わりますが、娘の場合週2回あります。それ以外はフランス語で授業が行われます。
小学校選びは、親の学校と住居の場所を考慮して最終的に絞っていく必要がありますが、モントリオールは見知らぬ土地でどこが住みやすくて英語圏の地域など、まったくわからなかったので、留学エージェントのお勧めの小学校をリストしていただいてその中から選びました。
下記がエージェントが情報提供してくれた学校リストです。各、学校の特徴や地域情報もあり大変参考になりました。
『お勧めの学校』
Edinburgh (I) フレンチイマージョン・プログラム (68%フランス語)
モントリオール・ウェスト(西)にある、小さい学校。住宅街にあり、いい環境である。フランス語の割合が大きい。
Elizabeth Ballantyne (E)英語コアープログラム (32%フランス語)
モントリオール・ウェスト(西)にある、小さい学校。住宅街にあり、いい環境である。CHILDREN LIBRARYとして学校の図書館が公共にも使用される。フランス語の割合は半分以下。
Roslyn (I) フレンチイマージョン・プログラム (68%フランス語)
ダウンタウンに近い、ウェストマウントという高級住宅街地域に位置する。とても良い環境で、フランス語の割合も大きい。
Royal Vale Elem. (I) フレンチイマージョン・プログラム (68%フランス語)
NDG (Notre-Dame-de-Grâce)という英語圏の良いエリアに位置する。中高も同じ場所になるため、校舎・運動場がとても広い。スポーツプログラムが盛んな学校。フランス語の割合も大きい。
Willingdon https://willingdon.emsb.qc.ca/willingdon (I) フレンチイマージョン・プログラム (68%フランス語)
NDG (Notre-Dame-de-Grâce) という英語圏の良いエリアに位置する。住宅街でとてもいい環境である。運動場もひろく、Royal Vale Elem. の学校の近く。アットホームで家庭的な学校。ダウンタウンまでは、バス・またはメトロで20分くらい。また、去年からキャンパスが増設されて、学年によって2つのロケーションに通うことになります。
わたしたちの住むエリアから搾り Willingdon と Royal Vale Elem. のどちらかにすることにしました。エージェントさんのお子さんが Willingdon に通われているとのことだったので、同じ学校に通わせることにしました。
手続きは管轄のスクールボード、https://www.emsb.qc.ca/ で親子のCAQ,VISA、パスポートなどの書類を持って手続きをします。CSQなどある場合にはeligibilityがないので申請は却下されるか、仮にCSQをもちながら、English school board の学校に通わせた場合請求が届くという話を聞いたことがあります。
親が英語のほうが得意だとか、英語教育を中心にさせたい方にはEnglish school board EMSBのサイトにあります、希望地域で学校検索できますので下記から検索してみてください。
検索方法はまず、希望地域をプルダウンで選択、日本でいう(小学校、中学校)のようなレベルを選択し、最後にフレンチイマージョンや英語コアなど、力を入れたい語学によってプログラムを選択し検索します。
また、CSQがなくても、French school board(CSDM) 管轄の学校に通わせることは可能です。CSDM(French school board)のサイトTrouver une école のページで希望の地域の学校を探せます。下記のような画面内で、地図上で確認できます。
ちなみに2020年2月にCSDMで登録手続きをした時の流れは下記です
1. CSDMのサイトで登録日の予約をします。
2. メールで予約確認メールが届きます
3. 必要書類を持ってCSDMで登録をします。
4. Welcome クラスか普通クラスかのクラス分けのため、その場でフレンチのオーラルとライティングテストでレベルを確認し、学校とクラスが決定されます。
5. 後日、学校担当者から保護者と生徒への説明日の予約のための連絡がきます
6. 説明を聞きに親子で学校に行きます
7. 登校開始
申し込み方法や書類など、カナダ国外、国内で生まれたかやVISAのステータスなどによっても変わりますのでこちらのHPで申し込み方法をで確認してください
少しだけCSDMで行われた、レベルチェックの方法について説明します。フランス語以外の国から来たばかりのお子さんに関してはレベルチェックはしないかもしれませんが、娘はちょっと話せましたので、念のためチェックされました。数か月で普通クラスに移ることになると思うけど、念のためまずウェルカムクラスからのスタートすると説明されました。
結局2日登校し学校閉鎖→2か月オンライン授業 1h/1day →夏休み→新学期普通クラスからスタートしました。
息子は全く話せないので、フランス語レベルチェックはせずにウェルカムクラスからのスタートです。
次回は学校のExtend Day care service (EDP)延長保育、休日保育、送迎サービスについてお話します。
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