先に、簡単にいうと、Express Entry とは 申請者の能力や経歴によって点数が付けられ、その点数が高い順に永住権に申請できるというシステムです。
さらに、詳しくいうと、下記のポイントが採点のポイント加算されます。
国籍
年齢
言語能力
家族のメンバー
教育
実務経験
カナダで職業の詳細
参考:
https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/services/come-canada-tool-immigration-express-entry.html
上記の採点ポイントは全部満たしていないといけないというわけではなく、ポイントとして加算されるということです。
でも、採点ラインの語学力、英語かフランス語CLB5が必要です。
語学力が高いほど、ポイントが高くなり、若い人ほどポイントが高くなります。
当然学歴、経歴も加算ポイントになるので、国内外問わず、高学歴が有利な人にとって有利というわけです。
10月からの変更点
フランス語4技能(聞く、話す、読む、書く)すべてでNCLC 7以上だと、次のように加算されます
1.英語でCLB4以下を獲得した場合(または英語のテストを受けていない場合)、以前は15ポイントでしたが、10月から25ポイント加算されます
2. 4つの英語技能すべてでCLB5以上の場合、以前は30ポイントでしたが50ポイント加算されます
このような加算システムの変更の裏にはカナダ政府は、より多くのフランス語を話す熟練労働者をケベック以外の他の州に引き付けるのが目的だそうです。カナダは、2023年までにケベック以外で4.4%のフランス語を話す移民の入国を目指しているようです。
まず、応募資格あるか下記のリンクから確認できます
Eligibilityがあることが確認ができたら、ミニますスコアに達しているかどうか計算してみてください。
https://www.cic.gc.ca/english/immigrate/skilled/crs-tool.asp
ちなみに2020 11月は478がミニマムスコアです。
じつは、職業訓練校に通ってからこのプログラムを知って、私より9歳年下の主人(当時33歳)をメインにして計算してみました。職歴的には問題なかったんですが、語学力がIELTS7.5到達しないと、厳しい結果でしたす。
とりあえず、IELTSでどの程度スコアをとれるかも試してみましたが、やはり頑張ったところで7.5に到達できる可能性は低いかもという結論にたっし、私メインでPEQ一本でいく道になりました。
年齢をしめるウエイトが割と高いので、35歳すぎの人だと、高学歴、職歴、高言語力が絶対的に求められます。
逆に言うと大卒で職業経験もあって、語学も最低限ある若い人にはチャンスがある移民プログラムでしょう。
PWQのようにフランス語がCLB7-8ないと応募資格ないわけではなく、補い合える強みがあればそれぞれの弱みをカバーでき、総合的な人材で判断されるのがこのプログラムの人気のポイントだと思います。
また、審査のプロセスもPEQだと2年ちかくかかりますが、EEの場合、約半年ですから、ケベックに住みたいというこだわりがない人でしたら、応募資格があれば、迷わずEEを選ばれるといいと思います。
PEQの応募資格が厳しくなるにつれて、日本人のコミュニティの人たちもEEに焦点を絞って移民を目指す人が増えつつあります。今回のEEの言語のポイントの配点が変わったことで、フランス語が勉強しながら英語力も磨いてEE,PEQどちらか可能性の高いほうで移民プランを立て直すというのもありですね。
EEに関してはカットラインに多少の波がありますから、急に低くなったり、することもあります。今はミニマムに達していなくても、運よくってこともあるので、カットラインの流れも注視することをお勧めします。
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